松本市神田の家 上棟式

上棟式の様子

棟上げから3週間が経っていますが、今日が神田の家の上棟式でした。
施主の仕事のご都合で延期していましたが、地鎮祭やお引渡しとは違い遅らせても別段問題ありません。むしろその間に外廻りの構造を固められるし窓の位置が分かるようになるので、施主に来てもらうには丁度良いくらいです。

 

上棟式には工事の安全をお祈りする他、建て方に尽力くださった方々を労う意義があります。近頃はやらない現場も増えているそうですが、自分の家を手掛けてくれる棟梁らとゆっくりお話しできる良い機会です。家づくりトラブルのほとんどがコミュニケーション不足だと僕は思っていますが、僕の現場で施主と施工者が揉めた経験がないのも、節目ごとの交流のおかげ(運もあるのかな)のような気がしています。

 

略式の上棟式に掛かる費用は、主にお供物代とご祝儀(引き出物代)です。
お供物代は五~七千円程度です。ご祝儀の額は人に聞きづらいし、施工者さんは「お気持で結構です」との事で悩ませてしまいますね。そんな時、僕の立場は“傾向と対策”をフランクにお話しできるのでお役に立てると思います。でも、本当にお気持ちが大切、施主と施工者がお互いに敬意を払える家づくりであればいいのですから。2018.08.09

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