神田の家

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松本市神田は市内で最も世代間バランスが整ったエリアだと伺った。
新旧入りまじる住宅地と、南東に位置する田園や里山風景との距離感が程好く感じた。

 

田畑だった場所を3区画分譲し、一番北の突き当たりに出来た旗竿地が神田の家の敷地に決まった。一見、悪条件にも思える立地だが、南アプローチの旗竿地は“竿地”が開けて日当たりが良い。敷地に身を置くと、竿地を延長した向こうには、仁能田山(里山)の紅葉が綺麗だった。

 

施主からの要望は「日当たり(日射の取り込み)」「薪ストーブ」「屋根付き屋外」だった。

 

いつもここから“住まい手と敷地に似合う自然なかたち”の模索を始める。

 

・日当たりが良い竿地の正面に2階建ての居住スペース。

・煙を考慮して煙突が敷地の中心となる位置に薪ストーブを配置。
(熱を室内循環させる為の吹抜けを設けた1.5階建ての高さ)

・隣家がある東側は圧迫感とプライバシーに配慮して平屋の屋根付き屋外。

 

それぞれ異なる階層に、片流れの大屋根が据わり良いとみた提案が一発で施主の共感を得たあの日は本当に嬉しかった。

 

片流れの大屋根が成す佇まいは、そのまま屋内に反映した。

勾配天井特有の小屋裏のような空間が心地よい。

“暮らしを守ってくれるのは天井じゃなくて屋根。だから屋根の存在を中から感じられる場所は安心する”と教わったことがあるがその通りだと思った。

 

施主と一緒に耳をすまして、屋根をたたく雨音が嫌じゃないことも確認した。

 

どうやら自然に少しだけ近づく事が心地よさと関係しているらしい。
杉材が手足に触れたり、壁の砂漆喰に陽射しが当たったり、空や緑の借景もそう、ストーブの炎に薪をくべる行為もそうだけど、暮らしに程よく自然が入り込むと、とても癒される。神田の家はそんな家になった。

 

髙田さん、僕を家づくりの仲間に迎えてくれてありがとうございました。
春になったらまた一緒に薪を割りましょう。

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土地を購入する前にやっておきたい地盤調査

地盤調査の画像

今日は土木管理総合試験所による地盤調査を実施しました。建物の四隅と中心の5箇所でスウェーデン式サウンディング試験をしました。明後日には速報結果がでます。ちなみに、調査費は1箇所7000円前後。意外に安いと思いませんか?この金額であれば、土地購入の判断材料に地盤調査をするのもひとつの手です。ただし、事前調査には土地所有者や仲介の不動産屋の承諾が必要で、これを断られるケースも少なくないそうです。勇気を出して聞いてみましょう。まだ建設会社も決まらない段階で、地盤調査を依頼する方法が分からない方はご連絡いただければお教えします。

 

松本市神田の家は土地購入後の地盤調査でした。それでも工事請負契約前には調査結果を知っておくことが大切です。契約後ですと、軟弱地盤で地盤改良費がかかる場合、建物にかける予算の見直しができないからです。さて結果はいかに。ドキドキします。2018.04.17

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地盤調査結果報告書の見方

地盤調査報告表の画像
地盤調査結果が出ました。調査方法はスウェーデン式サウンディング試験です。荷重をかけた鉄の棒を回転させながら地中にねじ込みます。深さ25センチねじ込むのにかかった回転数と音感(サウンド)を指標に地耐力を判定する方法です。
調査結果は報告書の「考察」を読めばわかりやすく書かれていますが、せっかくなので「試験表」の見方を記しておきます。興味のある方はどうぞ!

 

①盛土の有無

盛土は無いほうがいいです。地盤としては軟いです。下層の硬い地盤にとっては重荷になっている状態です。

 

②自沈の有無

自沈とは鉄の棒が無回転で沈む事を言います。それだけ軟らかいという事なので無いほうがいいです。

 

③層の土質

今回の試験では土の採取はしません。そこで、ねじ込むときの音感から土質を判断しています。大きく粘性土と砂質土がありますが、2つが混ざる割合で表現も異なります。粘土遊びと砂場遊びを想像するとわかるように、粘性土の方がむにゅっと変形しやすいです。でも砂質土は水の中だとバラバラに動きます。液状化に弱いのは砂質土です。

 

④孔内水位の有無

水位も無い方がいいです。地面の下には雨の流れ道などがありますが、その水位が地表面に近いと不利です。液状化の心配と合わせて地盤補強の工法が限定されます。

 

⑤支持地盤の傾斜

今回は、貫入深さ2メートルの位置で支持力120kN以上の地盤がありました。5箇所で試験した結果、全て2メートルの深さで支持地盤が確認できたので、地盤の傾斜はありませんでした。支持地盤の深さが場所によって異なると、地震等で地表面が流れて土地が傾く恐れがあります。

 

松本市神田の家は盛土があり“軟位な様相”との考察で、地盤補強が推奨されました。60~100万円程度の費用が発生します。クライアントに報告しなければいけません。何か手を打ちますのでそんなに悩まないでくださいね。2018.04.20

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地盤保証は必要なのか?

地盤の上に机がある写真

地盤調査→必要に応じて地盤改良→地盤保証※ここの話

 

結論から言うと地盤保証は(今のところ)付けた方がいいです。

 

神田の家を例にあげると、2~3万円の支払いで最大2000万円が保証されます(10年保証)。しかし、地盤保証を受ける為に必要な地盤改良費が60万円以上かかるので心苦しい気持ちです。そこである試みをしました。地盤調査結果を示したうえで、現状のまま保証してくれる法人を探しました。すると“現状のままベタ基礎でOK”という回答の保証会社が見つかったのです。クライアントは「それでも地盤改良はしておこう」という賢明な判断をされましたが、地盤調査でセカンドオピニオンが実行できるというのはひとつの発見でした。

 

平成21年から始まった住宅瑕疵担保履行法の解釈が寛大になれば、保証内容が重複して新築住宅の地盤保証は必要なくなる気がします。いまは保証の為に調査の安全率があがり、地盤改良費が過剰になっている懸念があります。限られた予算の中でお金を使うなら、建物の耐震等級を3にした方が良いような気もして。

 

今回必要となる地盤改良費は、外構にとってあった予算から捻出することになりました。植栽や塀が造れなくなってしまいますが、いつか一緒にシンボルツリーを植えましょうね!2018.05.08

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旗竿地(ハタザオチ)を購入する前のチェックポイント

敷地の画像

9月10日。「気になる土地がある」という電話を受けて直ぐに見にく。
3筆分譲の一番北でいわゆる旗竿地でした。竿付き旗の形をした土地です。旗竿地の設計は過去にも経験があるので、その特徴と気づいた事をお話させていただきました。

 

①電気水道がどこまで来ているか
電柱が旗地の北東角にあって都合良く、上下水道も旗地まで引き込まれていました。上下水道が道路までしか来ていないと、長い竿地に水道管を埋設する工事費は土地購入者の負担になりますし、引き込み工事の間、旗地には車の乗り入れができませんので工期が延びます。

 

②旗地の広さと形、隣地の様子を確認
日当たり、風通し、見晴らし、プライバシーを考慮して理想の家に近づけるのか検討する必要があります。南の2筆はまだ更地なので、どんな家が建ちそうか想像でお話しました。
自動車の旋回スペースを確保できないと、長い竿地を頭から入ってバックで出ることになり大変そうです。※今回は竿地には駐車しない旨の誓約があります

 

③雪掻きは頑張れるか
竿地はライフラインです。人や自動車の行き来があるので雪掻きは必須です。隣地に掻き出すわけにはいかないので頑張って運びましょう。地面がアスファルトで舗装されているのはこれ幸いです。

 

建物の配置計画で言えば、駐車スペースを手前に、建物を奥に計画するのが一般的だと思いますが(青ラインが建物)、この土地の特徴を活かすなら、手前に建物を配置すると日当たり、風通し、視線とも心地いい気がしました(赤ラインが建物)。ただし、車は停めづらくなりますし、建築できるスペースは小さくなります。

最後に、総予算から土地代を差し引いた金額から推測して「あまり大きな家は建てられないけれど僕もこの土地好きです」と伝えました。翌日は役所廻りをして土地情報を収集、報告。2週間後、土地購入の一報をいただき、無事設計契約となりました。2018.05.10

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敷地の周りを散策しよう

お隣の土地の写真

敷地の周りを散策するといろいろな発見があるので、気になる土地があれば是非やってください。僕は設計中に何度も敷地へ足を運びます。デスクワークばかりだと疲れてしまう事もあって、何かと理由をつけてお出掛けします。

 

早朝に散歩すれば、お隣さんがペットに挨拶していてその人柄にほっとするし、西の畑には木陰に椅子が置かれた憩いの場があるし、夜はほんとに静かで真っ暗な地域、山が近くて虫の鳴き声が大きく聞こえます。
ごみの回収場所はいつも綺麗で、ごみ出しの朝は寒いけど、みなさん挨拶してくれます。「2階から情念岳は見えますか?」って聞いてみたら、「見えるけど西日がきついよ~」との事。西面の窓は遮熱タイプのガラスにしようかなぁと思ったり。

 

設計開始から工事完了まで約1年間、暑い日も雪の日も経験しながら家づくりを進めるので、敷地ではたくさんの暮らしのヒントをもらいます。ご近所さんとも顔なじみになります。今日は歩いて5分の場所に“ほたるの育成水路”という看板を発見。けんじさん、6月になったら蛍見に行きましょう!2018.05.11

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物件名称に地名を入れたい個人的な理由

神田の地名碑

神田の地名碑を見つけました。こういうの好きです。室町時代からある地名、“由来は千鹿頭山の頂上にある千鹿頭神社の神の田によるという説が有力”と書かれています。いちいちロマンを感じちゃいますね。たぶん時間を見つけて千鹿頭神社にも行っちゃうと思います。

 

僕の設計する建物の物件名称は「地名+の家」としています。本当に個人的な理由ですが、固体を主張することなく、景観の一部として地域に馴染む建築であってほしいなぁ、という思いからそう決めました。2018.05.12

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ファーストプレゼン

模型とパースの写真

10月16日。松本市神田の家、1回目のプレゼンテーションでした。
家づくりの一環として、最も緊張するし苦手なのがファーストプレゼンです。中途半端な計画案でプレゼンに至ることは無いので、この段階で産みの苦しみは乗り越えていて“これはいい家になるぞ”と思っています。
ただ、自分の頭に描いているモノを人に伝えるというのは本当に難しいなぁとも思います。考えてみるとクライアントも同様、僕に“思い”を一生懸命伝えてくれたわけですから、要望は全て叶えたいと思っていますし、それ以上の企画を提案します。主義に合わない事は設計契約前に伝えるように努めています。

 

今回は“2階にもトイレを”という要望が反映できず再プレゼンとなりました。企画段階なのでトイレを描いて喜んでいただく事は出来るのですが、いざ見積もりをとったら大幅な予算オーバーという結果にはしたくありません。2階は8坪の床面積で水廻りを設けずローコストを図りたい事、階段の傍に1階トイレを設置して、2階から最短距離の動線に配慮した事を説明し、第2回のプレゼンに向けて岐路につきました。

 

翌日クライアントから連絡がありました。
「家族会議の結果、2階のトイレは諦めようと思う」との事でした。でもネガティブな気持ちではなく、この家にはこの位置に1箇所のトイレが丁度いい気がしてきたという趣旨の言葉をいただきました。前向きに思っていただき本当にありがたいのでした。さっそく実施設計に移りますが、その前に今回は概算見積もりをとります。「概算見積もりについて」はまた記したいと思います。2018.05.13

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建築設計事務所の弱み

減額ノート

この記事を読んでくれている方は、家づくりの候補に「設計事務所」があるのかなぁと思います。一言に設計事務所と言っても事務所ごとに特徴があるので他所のことは言えませんが、加藤毅建築設計事務所での家づくりにおける弱みをご説明します。

 

それは“住宅の価格をその場でお伝えできない”ことです。
住宅メーカーやおそらく工務店であれば、図面を提示した段階で「○○○万円です」と明言できるのでしょう。しかし私の場合は、実施設計を終えて「さて、いくらになるか御見積もりをとりましょう」という流れです。20日後くらいに施工会社から『御見積書』が届いて初めて金額を知ることになります。その後、設計内容を調整して予算に合った実施設計図が完成するので時間が掛かります。もちろん基本設計の時点でおおよその金額は推し測りますが、自信を持って明言することが出来ません。クライアントの不安が解消できないので申し訳ないと常々思っています。それでも“施工会社との共同家づくり”が現時点での最善と考えているので、建設費を決めるのはあくまでつくり手側になります。職人さんにも生活があるので、適性価格に対する無理な交渉もしません。頭を下げてお願いはします。

 

繰り返しになりますが、予算を決めるのは施主、建設費を決めるのは施工会社、予算と建設費を合致させるうえで住み手にとっての最良案を考え抜くのが設計事務所です。家づくりに欠かせない職分だと思っているからこそ、その欠点も知っておいていただきたいのです。2018.05.14

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相見積もりか、特命見積もりか

御見積書の画像

実施図面がそろったら、施工会社に見積もり依頼をします。複数に依頼することを『相見積もり(あいみつ)』、1社のみに依頼することを『特命見積もり(とくめい)』と言います。お見積もりに料金は発生しないことが通例です。

 

「相みつと特命、どちらがいいの?」という趣旨の質問を受けることがあるので、記しておこうと思います。とは言えどちらがいいのかは一概に答えられないので、その特徴から判断することになります。

 

<相見積もりの特徴>
複数の施工会社を比較したうえで選ぶことができます。初めての施工会社であれば、詳しくお話を聞いたり、実績を見せてもらったりしますが、主には金額の比較になるのだと思います。正直、金額以外で明確な差は判断しづらいのです。それでも一番安い会社を選ぶことが出来るので、相みつを望むクライアントは多いです。100万円ほどの価格差がでる場合もあります。

 

<特命見積もりの特徴>
特命には前提条件があります。それは、既に私が関わったことのある施工会社で信頼関係が出来ているという事です。最大の利点は早い段階から相談できるという点です。例えば、まだ設計が途中でも、その時点での金額を見積もっていただいたり。建設することが確定している立場で図面を読み解くので、より親身で入念な意見が得られます。私は特命の場合、最初からきっちり予算を伝えます。「この金額で実現する方法を一緒に考えて欲しい」と協力を求めるのです。

 

以上、相見積もりと特命見積もりの特徴を私なりの考えで記しました。
最後に、相見積もりで双方の御見積書を値引き交渉の道具にする手法を紹介しているサイトを見うけますが、私はやりません。それが良い事なのか悪い事なのかは様々な意見があるようですが、感覚的にすがすがしさに欠けるのでやりません。
施主・施工・設計の三者が、気持ちのいい関係で家づくりに臨みたいと思います。2018.05.15

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建築確認申請―これだけは知っておいてほしい事―

確認済証の画像

松本市神田の家は見積もり調整中です。見通しがついたので、施工会社さんが御見積書をまとめている間に、僕の方は建築住宅センターへ建築確認申請書を提出しておきました。
本日、確認済証が交付されました。これで法律上はいつでも工事が始められます。あとは工事請負契約を交わすのみ。

 

メディアでも耳にするので「確認申請」という言葉はご存知の方もいると思います。とは言え、多くの人はあまり関心がないかも。そこで、知っておいてほしい事は1つだけ!

 

『確認申請を提出するのは建築主(つまり施主)です』

 

建築基準法ではこれを怠ると“一年以下の懲役または100万円以下の罰金”とあります。ところが、既にマイホームをお持ちの方も提出した記憶はないと思います。それは、建築士が代理人として手続きを行っているからで、その場合は特に問題ありません。

気を付けるべきは、大工さんにリフォームをお願いする場合や、ホームセンターでカーポートを購入して設置する場合などです。これらの場合も、建設地や規模によって確認申請書の提出が必要です。「無確認」の場合、建築主が処罰の対象という事になります。知らなかったとは言え辛いですね。“多分ばれない”という気がしても、10年後、20年後、その先、大規模なリフォームや売却を検討する際、相続する子どもにそのシワ寄せが行くかもしれません。
確認申請の要不要を確かめたい方は、例えば建築士会の「建築相談窓口」がありますので利用してみてください。2018.05.16

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工事請負契約(こうじうけおいけいやく)

契約を交わす場面

6か月の設計・見積もり期間を経て、本日、工事請負契約を交わしました。
工事請負契約は「建て主」と「施工会社」の間で交わす契約です。

 

施工を請け負っていただくのは、松本市の滝澤工務店さんです。写真右側の北條さんには、基本設計の段階から価格面での相談に乗っていただき大変お世話になりました。直近の流通価格や、直接買いで中間マージンを省ける部分、在庫で安く出せるモノ等、アドバイスをいただきながら図面を完成させました。

 

ご契約当日は、1時間半ほどの和やかな催事です。金額、契約内容、瑕疵担保責任保険、お支払い方法、地鎮祭に関する説明を終えたのち、滝澤社長と私も着座して無事契約成立となりました。これから完成まで宜しくお願いいたします。2018.05.22

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地縄あるある―知っていると不安にならなくて済むこと―

地縄張りが施された敷地

敷地に地縄(ぢなわ)が張られました。
これから建てようとしている位置に白いロープ等を張る作業を地縄張りと言います。今まで図面で見ていた広さを、初めて実寸法で目の当たりにするのです。とても胸弾む瞬間!と思いきや、多くの施主は不安にかられます。自分達が想像しているよりも、うんと小さく感じるからです。僕も設計士1年目の頃、同じ経験をしました。“間違った縮尺で図面を渡してしまった”と焦りました。そのうちに自分の感覚違いだと気付くからいいのですが、無駄にショックをあたえないように、施主にはあらかじめ伝えてあげたいと思います。

 

人の感覚は、空間を地面に投影すると2割減の広さに感じます(僕が勝手に言っている数値で根拠はないです)。高さ40センチの基礎が立ち上がるだけで、だいぶ正確な広さ感覚をつかみ、柱が立つとしっかりとした空間が認識できます。さらに屋根が掛かると、それまでの反動で大きな家にしすぎたような気分になる事も。
6か月の設計期間で、検討に検討を重ねて決まった寸法です。安心してください。

 

松本市神田の家は、南の土地もちょうど同じタイミングで地縄が張られていました。お互いの距離感が、示し合わせたかのようないい位置関係です。現場どうしも幼馴染のように育めたらいいなぁと思います。2018.05.23

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製本図面が届きました

製本図面の写真

入稿してあった神田の家の図面が製本されて帰ってきました。絵描きさんが作品を額飾するような気持ち?知らないんですけど。

届いた“図面”を“作品”のような気持ちで受け取りました。それぐらいのこだわりを持って全ての線を自分で引いてますからね。

“建築”は施主が想いとお金を出してくれて、職人の技術でつくる集大成なので、僕の小さなこだわりをおおらかに越えていくモノであってほしいなぁと思います。いよいよ現場がはじまります。2018.05.24

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松本市神田の家 地鎮祭

地鎮祭の風景

大安吉日。昨日までは雨の予報でしたが持ち堪えてくれました。現場監督は滝澤工務店の松下さん、初対面のお施主さんとも意気投合して、早速ご近所に挨拶まわりをしました。
その後、猿田彦神社の神主さんにお越しいただきました。猿田彦大神様は建築の御神徳です。土地の神様に、工事の安全と建物の永劫をお祈りしました。梅雨入り前の心地よい風を感じる地鎮祭となりました。いっそう気を引き締めていきたいと思います。2018.05.28

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地盤改良工事

柱状地盤改良工法

神田の家の地盤改良は『深層混合処理工法の柱状改良』です。地盤の中に長さ2.5メートル、46本のセメント柱をつくって地盤強度を高めます。こういうの、男は好きだよね!ということで施主のご主人と一緒に現場入りしました。左のタワーが地盤改良機です。これ1台で、地盤掘削、固化材注入、混合かく拌ができます。工事期間は2日間、宜しくお願いします。2018.06.01

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遣り方(やりかた)

遣り方(やりかた)の様子

地盤改良を終えて、何事もなかったような様相です。
今日は遣り方の確認に来ました。仮設の木製柵を遣り方と言います。ここに基礎の位置や高さが標されています。誤差数ミリの範囲で、地縄よりかなり正確な位置出しです。周辺環境との関係を見渡してみると、配置計画はこれがベストだったと改めて感じました。
因みに、丁張り(ちょうはり)という用語もありますが、遣り方と同義です。建築では『遣り方』、土木では『丁張り』が馴染みあるそうです。2018.06.04

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根伐り(ねぎり)+砕石転圧(さいせきてんあつ)

ベタ基礎の根伐り形状

松本市神田の家の基礎は『ベタ基礎』という形状です。

 

基礎をつくるために地面に穴を掘ることを根伐りと言います。今回はベタ基礎の根伐り形状です。写真は砕石を転圧して軟い根伐り底を締め固めた状態です。この上に15センチの鉄筋入りのコンクリート盤が生成されます。板チョコの溝のような部分にも鉄筋コンクリートが行き渡ります。この部分が基礎の地中梁(ちちゅうばり)となり、構造的な強度を高めています。

 

ただし、今回の設計で地中梁が必要かどうかの判断は非常に悩みました。地盤柱状改良にて46本ものソイルコラムが既に基礎を支えている為です。結果として、かなり安全側に計った基礎になりました。その分費用も掛かっています。

 

このあたり絶対的な正解はありませんが、施主の大切なお金を扱っています。そして、お金よりも大切な命を守る器を設計しているのです。慎重になります。6/18am7:58 M6.1の大阪地震が起こりました。改めて気を引き締める思いです。2018.06.06 ※18日改編

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プレカットの打ち合わせ

プレカットの打ち合わせ風景

松本市にあるソヤノアークス工場でプレカットの打ち合わせでした。プレカットとは文字通り“あらかじめ切っておく”工程を言います。主に柱や梁といった構造材の継ぎ目をコンピューターにプログラミングして機械で刻みます。僕の設計は全て機械加工というわけにはいかず大工の手刻みも要します。

 

左に座っているのがプログラマーの百瀬さんと池田さん。プレカットの入力で僕が最も信頼している二人です。いつも建築がより良くなる提案をしてくれます。右に座っているのが工事部長の藤田さんと棟梁の塚田さん。手前が僕。現場監督の松下さんが撮影してくれました。松下監督と塚田棟梁は30歳の若手コンビです!楽しい現場になりますよ!7月20日の建て方に向けて綿密な打ち合わせが始まっています。2018.06.12

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基礎配筋中

基礎配筋中の風景

基礎の鉄筋を組んでいる最中です。施工は深澤鉄筋工業さんです。いつもお世話になっていますが深澤社長とは初めてお話しできました。

社長が現役の職人であるという事が、僕にとってはとても意味のある事です。「設計図の通りにつくる」という忠実へのこだわりがある一方で、僕が描いた図面に対して、施工性と経済性の面から「もっとこうすると良い」という意見もいただきました。とてもありがたいのです。次回の設計に反映したいと思います。2018.06.14

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基礎の鉄筋 配筋検査

張り巡らされた鉄筋

基礎を構築する鉄筋コンクリートは、鉄とコンクリートの特長を活かして強度をあげる構造です。だからどちらの品質管理も大切です。
まずは鉄筋が組み終わりました。コンクリートを打設すると見えなくなってしまう部分なのでしっかりとチェックする仕組みになっています。

第三者機関の日本住宅保証検査機構による検査と、施工会社の監督による検査、設計事務所による検査の三本立てです。胸を張って言う程でもなく今はこれが当たり前で、むしろ責任の所在が分散しないかと疑うくらいで丁度いいですね。大きな手直しもなく無事検査終了です。2018.06.17

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基礎(耐圧盤)コンクリートの打設

基礎コンクリートの打設状況

曇り空の打設日和でした。施工は奥原土木さんです。いつも丁寧な打ち込みで信頼の置ける職人さん達です。コテ押さえしている角谷さんは“オレ土木屋だからな!”なんて言いながら左官屋のように押さえてくれます。

特に重要な役割をしているのが金髪のアキラさんです。バイブレータで振動を与えて締め固めをしています。振動の時間が短いと生コンの中の気泡が抜けず密実なコンクリートになりません。また振動しすぎも、モルタルと骨材が分離してしまい良くありません。50センチ間隔で15秒ずつが目安ですが、職人ですから手の感覚が頼りです。この作業がコンクリートの良し悪しに大きく影響します。2018.06.18

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アンカーボルト設置中

雨の中の作業風景

今日は午後からアンカーボルトの設置検査の予定でしたが、あいにくの雨で思うように作業が進まず、まだ設置中でした。アンカーボルトとは、土台などを基礎に緊結させる為に基礎コンクリートに埋め込むボルトで、非常に大事な金物です。明日は基礎の立ち上がりコンクリートを打設するので、なんとか今日中に終わらせなければいけません。検査は明日に持ち越しました。職人さんが頑張ってくれたので、僕も明日は早起きして打設前に検査(手直し)まで済ませておこうと思います。2018.06.20

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アンカーボルト設置検査→基礎立ち上がりの打設

基礎の立ち上がりを打設する前の様子

雨あがり、本日も曇り空の打設日和でした。アンカーボルトの指摘箇所が1箇所だけあったのですぐに手直しを済ませて、定刻通り9時からの打設でした。

垂直に刺さっているのがアンカーボルトです。写真の外周に沿って白く見えるのが断熱材です。神田の家は床下に暖かい空気を送り込む仕組みなので基礎断熱を採用しました。詳しくはまたいつか記したいと思います。

この季節、最低限のコンクリート強度が発現するのに5日以上は見込みたいので、しばらく現場はお休みです。その間に分譲のお隣の敷地では建て方が行われます。次に来る時には南隣に建物が建っているなんて、とてもエキサイティングです。2018.06.21

 

 

今日は夜の部がありました。神田の家の施主家族と加藤家で、現場から程近い水辺へ行ってみよう!という話になり夜を待ちました。今日はまさかの夏至だったのでなかなか日が暮れませんでした。これで何も起きなかったら子ども達に悪いなぁと思いながら行ってみると、ちゃんと光っておりました!子どもも大人も大喜びです。来年からはおうちから歩いて行けるよ。これから何十年も暮らす地域にこんな自然がいつまでも残るといいですね。

飛び交うホタル
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無垢国産杉のフローリング

床板の現物写真

床板は木の無垢材をおすすめしています。足の裏のアタリ(触り心地)が良いのと、温かみがあるからです。雰囲気の話ではなく、実際に表面温度が温かいです。

木の無垢材とは乾燥した丸太から切り出した状態のモノを言います。せっかくなので建材屋さんではなくて材木屋さんから直接現物を送ってもらいました。今回お世話になっているのは山栄材木店の佐藤社長です。余談ですが、佐藤社長と話をしていると「素材」という言葉は使わず「材料」と言います。「素の材料って変な言葉だよね。材料って言えばもうコレ(無垢)だから」との事。本物しか知らない人は心も無垢です。

 

松本市神田の家は、越後杉の床板を検討しています。せっかく丸太から切り出すので、長手方向に継ぎ目がない伸びやかなフロアにしたいと思います。天然素材を扱うので何点か工夫が必要ですが、改良をくわえてより良い床にしたいと思います。とても楽しみです。2018.06.23

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板金、電気、設備、サッシの打ち合わせ

打ち合わせの様子

基礎コンクリート硬化中(これを養生中と言います)で現場は止まっていますが、その間に打ち合わせておくことがたくさんあります。監督の松下さんが調整して諸業者との面会を本日にまとめてくれたので午後からみっちり打ち合わせでした。

 

写真は唐突に丸刈りで登場した松下さん(右)と百瀬板金の百瀬社長(左)です。百瀬社長も社長でありながら、その軸足はしっかりと職人側にあるタイプのようです。やはりこの手の方は仕事にプライドを持っていて、僕の無茶振りに「出来ない」とは言いません。そのかわり「こうしなければ駄目だ」と意見し、やらない事は断固としてやりません。結果、手間が増えて“儲け”とは真逆のつくり方も、自分がいい仕事だと思えばやってくれます。残念ながら、家を購入する一般の方にその意気は伝わりません。そもそも職人は他人の評価を指針に仕事をしていないので構いませんが、僕はこんな家づくりを多くの人に知ってもらいたいなと思います。2018.06.25

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施工図(詳細図)の作図中

施工図を描いているCAD画面

現場も打ち合わせもない合間に施工図を描いています。

僕の仕事の進め方は3つの作図工程を踏みます。1.基本設計図:クライアントに伝える為の作図。2.実施設計図:施工会社に伝えて見積もりを取る為の作図。3.施工図:つくってほしいモノを職人に伝える為の作図。←今ココです。

 

施工図を描く設計事務所は少数らしく、1つの建物で作図を繰り返すのは効率が悪いなとも思いますが。描けば描くほどもっと良く出来る気がするし、職人に相手にしもらう為の準備でもあるのでやめられません。結局、自分がやりたい事まで効率化する必要性を感じなくて今日もチクチク描いています。2018.06.27

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基礎が完成しました

基礎コンクリートの型枠が外された状態

型枠が外れて綺麗な基礎コンクリートが現れました。でも、見た目で基礎の良し悪しを判断しないで下さい。水気の多い生コンクリート(=弱いコンクリート)ほど、表面は綺麗に打てるのです。やはり打設時の品質・施工管理と養生期間が重要です。型枠を外して分かる基礎肌の見た目は、現れた状態を受け入れるくらいの寛容さが大切です。木材の木目や節と同じ自然現象です。

 

話は変わり、改めて周囲の屋根を見渡しました。いぶし銀の瓦屋根に囲まれたこの土地に似合う屋根色はやっぱり銀黒かなぁ。屋根は町並みを形成するといいます。施主も僕も悩んでいます。2018.06.28

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構造材(土台・柱・梁)の材料検査

プレカットの前に構造材の材料検査に行って来ました。
無垢の木なので品質に多少のバラつきはありますが、近年は材木を乾燥させる技術が良く、大きなひび割れや色味の変色はほとんどありません。乾燥具合を示す含水率も13~16%の範囲でまずまずの数値です。構造材は適材適所つかい分けています。

土台のヒノキ

▲土台は国産ヒノキです。腐りにくくシロアリに強い材種です。

 

柱のスギ

▲柱は国産スギです。柔らかい材種で構造材よりも仕上げ材に向いていますが、流通が安定していて安価なので採用しています。土台にもいえる事ですが、丸太の中心(芯持ち材)は耐朽性がありシロアリにも食われにくいという特長があります。

 

梁のベイマツ

▲梁はベイマツ、唯一の外国産材です。乾燥すると硬くなり粘り強い(パキンっと折れない)ので、たわみに耐える梁にはベイマツをを採用しています。天井をつくらないで小屋梁を見せる部分は、主観ですが美しい木目の材を選別しました。

ここ数年でベイマツの流通は減少しています。今後は見直しが必要になるかもしれません。2018.07.03

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外壁(板壁)のサンプル検討

外壁に使う板材

外壁の材料も工業製品を含めて選ぼうと思うとキリが無いほどいっぱいあります。その中で僕の好みは「左官職人の手でモルタルを押さえる塗り壁」と「無垢の板壁」です。この二種類を予算配分を踏まえて使い分けています。無垢の板壁の方が塗り壁よりも3~4割安価です。ただし無垢板は多少のメンテナンスが必要なので(これも考え方によりますが)、地上から手の届く範囲に板壁を採用します。足場がなくてもメンテ塗装ができるからです。

 

今回は床板の越後杉を粗挽きのまま納品して外壁に用いようと検討しています。粗挽きは自然の風合いが強く残る点と、木部保護塗料が木肌に染み込みやすい点に利点がありコストも抑えられるという目論見です。写真に2本の目地が通っています。左は角が立った目地、右は丸みを帯びた目地です。
どちらがお好みですか?そんな感じで挑戦していく過程が“つくる”という事。既製品から選ぶよりずっと面白いです。2018.07.05

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薪ストーブショールームへ

薪ストーブショールームの写真

神田の家の主暖房は薪ストーブです。今日は6月29日にオープンしたヤマショーさんのショールームにて打ち合わせでした。キッチンやトイレのショールームはいくつかありますが、薪ストーブのショールームって新しいです。山口オーナーもスタッフの皆さんもとても気さくですので是非一度行ってみて下さい。なんだか素敵な建物だなぁって感じたら「誰の設計?」と聞いてみて下さい。そういう習慣をつけると、きっと自分に合った建築家に出会えます。
(あと、その建築家から独立したスタッフを調べてみるというのもいい方法です…)2018.07.06

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助成金申請と外木部の色決め

塗料の色決めをする夫婦

6月6日から松本市が薪ストーブ購入者への助成金交付申請をはじめました。上限10万円です。こういう情報は自分でアンテナを張っていないとなかなか得られない情報です。今回は知人がわざわざ電話で知らせてくれてとてもありがたいのでした。早速、施主と松本市役所へ申請書を出してきました。残り17枠ですので、来年の3月までに薪ストーブを設置する方は耕地林務課に問い合わせてみて下さい。申請締め切りは7月末です。

 

午後から施主と外木部に塗る着色保護塗料の検討をしました。木部の塗装というとペンキ塗りのイメージを抱く方も多いようですが、私の設計では浸透性塗料を採用しています。ペンキのような塗膜は作らず木肌に染み込む塗料です。木目を塗りつぶすことなく、雨や紫外線から木部を保護します。標準の14色を色水遊びのように混ぜ合わせて色を作れるのですが、その分とても悩みますね。
草木としての自然な色、景観としての自然な色、施主の素の好みという3点のバランスを大切にするのがいいと思います。2018.07.12

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設備配管工事

上下水道の配管設備

現場では上下水道の設備配管工事が始まっています。グレーの塩ビ管が下水、青と赤のポリブレン管が上水(冷温水)です。施工は今回がはじめましての中信水道さんです。宜しくお願いいたします。2018.07.14

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薪の調達―神田の家の場合―

薪ストーブ導入を考えた時ネックとなるのが薪集めかもしれません。“薪はタダ”“薪は高い”という両極端な意見を耳にしますが、労力を惜しまなければ安く、人から買うとその賃金が高いという話です。

 

<薪づくりの流れ>
①山から丸太を切り倒し運ぶ
②丸太をチェーンソーで玉切りする
③玉切り株を斧や薪割り機で割る
④生の薪を1~2年乾燥させる

 

①から④の中で、やってもらう事とセルフする事を決めましょう。

 

薪ランドで薪を割る様子

 

今日は施主と一緒に知る人ぞ知るスポット、安曇野の薪ランドに行ってきました。ヤマショーさんが主催運営していますので詳しくはサイトを見てください。

 

神田の家は①を業者に委託、②③を薪ランドにてセルフで、④については新居完成まで薪ランドで、完成後は自宅の庭で乾燥させる予定です。これで、販売薪の半額です。道具の貸し出しもしているので、薪ストーブの導入を検討される方は薪割り体験をされると良いと思います。僕もやりました!へっぴり腰で。

今から作る薪は来シーズンの分ですので、今シーズンの薪は購入します。ワンシーズンどれくらいの薪を使うのか記録しておくといいと思います。2018.07.17

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土台敷き

大工さんが基礎に土台を据え付けている写真

今日から土台敷きの作業に入りました。いよいよ大工の登場です(昨日まで塚田棟梁は加工場で構造材と屋根部材の刻みをしてくれていました)。基礎の上に転ばせて据え付けられる部材を土台といいます。

写真左の大工、勝山さんも僕が頼りにしている職人です。他所の現場で棟梁をはって忙しい中ヘルプに入ってくれました。2018.07.18

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建て方前日

大引きと根太を据え付け中

今日で1階の床下地(大引きと根太)まで終わりました。この後、床合板を仮留めして明日の建て方にのぞみます。足場屋さんも来て仮設足場の設営がはじまりました。2018.07.19

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建て方初日

建て方初日、1階の柱を立て始める

いの一番から1階の柱が立ち並びます。その後、柱と柱の頭を梁で繋いでいきます。今回の建て方は大工6名、クレーン操縦1名、監督1名の協働作業です。

 

2階の柱を立て終えて、屋根の登り梁へ

2階の柱・梁と進み、無事、棟上げ出来ました。神田の家は片流れ屋根なので最高軒桁が棟(むね)です。高田さんおめでとうございます!職人の皆様ありがとうございます。

 

小屋組みと登り梁まで進み、建て方初日終了

登り梁の設置まで終えて建て方初日終了です。気温38.5℃、お疲れ様でした。2018.07.20

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建て方2日目

建て方2日目、屋根の垂木を据付中

屋根の垂木掛け。

 

片流れ大屋根の美しい骨組みが完成

建物の外観が見えてきました。建築は骨組みの段階が一番美しいという人もいます。いかがでしょうか?

 

化粧野馳板張りまで終えて、建て方2日目終了

化粧野地板を張り終えて、建て方2日目終了。炎天下での作業が続きますが順調です。

3敷地分譲の3番目です。どうぞ仲良くしてください。2018.07.21

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建て方3日目

建て方3日目、軒先の納まり検討会議からスタート

軒先の納め方会議からスタート。

 

屋根のケラバ先に破風という部材を設置中

屋根の端部になる破風(はふ)という部材を据え付け中。木目の綺麗なヒノキです。

 

屋根の通気層を確保して粗野地板を設置中、建て方3日目終了

屋根の上は40℃近い気温だと思います。屋根面の1/5まで進んで建て方3日目終了。2018.07.23

 

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建て方4日目

建て方4日目、炎天下での屋根上作業の様子

屋根上の作業が続いています。炎天下、非常に過酷な環境で断熱材を敷いています。

 

屋根の上から断熱材を施工中

屋根勾配は2.5寸で歩きやすく、薪ストーブの煙突のメンテナンスもしやすいはずです。

 

屋根上の作業が半分ほど終了で建て方4日目終了

屋根上の作業も残すところあと少しです。断熱材が敷かれた屋根の下は涼しいので休憩に使ってください。4日間の建て方、本当にお疲れ様でした。2018.07.24

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台風(1時間雨量15mm)の影響

台風直撃の現場写真

変則軌道の台風12号は日本アルプスがない東側からやってきました。大雨が予想されたので“これは見ておきたい”と現場で過ごしました。連続降雨が4時間程度で1時間雨量は15mmでした。松本市では年に数回の大雨にあたります。

神田の家は、元々が畑だった場所に3棟分譲されたので、敷地内排水不良にならないか気にして見ていましたが特に影響なく、ほっとしました。ブルーシートに覆われた建物内にも雨水の吹き込みはなく、四周ひさしを出した大屋根が安心感をもたらせてくれました。2018.07.28

 

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ピクチャーウィンドウー北アルプスを望む窓ー

開口部の位置と大きさを検討中

「遠く小さくてもいいから北アルプスをのぞみたい」という施主の希望は土地探しの時から聞いていました。

 

「東の山も綺麗ですよ?」

 

「西の山(北アルプス)が見たいんだよね」

 

これは僕の飛躍した想像ですが、思えばご主人の地元はアルプスの向こう側だなぁなんて思ったり。とにかくこの要望はきっちり実現したいミッションでした。

設計段階では高さ80センチの横長窓を計画していましたが、高さを50センチに抑えると手前のお墓が見えなくなり、アルプスをより鮮明に切り抜ける事に気付きました。さっそく施主に電話で報告。より良いものをつくる為に現場でも粘る姿勢がやはり大切ですね。2018.07.31

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屋根の仕上げ材(ガルバリウム鋼板)施工中

屋根板金の施工中

瓦、スレート、アスファルトシングル、銅板…と、屋根の仕上げ材も多数ありますが、松本市神田の家ではガルバリウム鋼板を採用しています。金属屋根なので板金職人による施工です。

 

屋根材は一番に雨を漏らさない事、次に軽い事(地震に優位)を重要視していて、これらをコストとのバランスで検討するとガルバリウム鋼板に行き着きます。

 

ガルバのデメリットには、断熱性・防音性・通気性の低さや施工性の難しさが挙げられますが、これらは“屋根材に頼らず、屋根の造り方で解決するのが良い”というのが僕の考えです。屋根をつくる工程(建て方3日目)に立ち会うのもそういう理由です。材料を決めた責任は、施工方法の検討と、現場での指示やチェックと合わせて果たせるものです。

 

※「ガルバリウム鋼板」はメーカーの商品名で、金属名は「アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板」といいます。2018.08.03

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耐力壁を施工中

1階の内観写真

木造建築の構法には、伝統構法・軸組み構法・枠組壁構法などがあります。僕は設計の自由度が高い(その分、大工の技術を要し時間が掛かる)、「軸組み構法」を扱うことが多いです。

 

軸組み構造は土台と柱と梁から成る構造ですが、それだけでは地震や風の力に耐えられません。そこで軸組みが変形しないように、窓以外の部分に耐力面材が張られています。これが耐力壁です。耐力壁の総数と全体のバランスを考慮して、ばってんの筋交いを付加した部分、これも耐力壁です。耐力壁が受ける耐荷重に応じて、土台・柱・梁を規定の金物で固定しています。

 

僕がマニフェストとして密かに掲げている“住まい手と敷地に似合う自然なかたちの住宅”は、建物をかっこよく見せる為に不自然な形を追い求めることはしません。すると構造もシンプルで強度的に優位なのです。構造検討もさほど難しくないので、興味あるクライアントには事細かに説明できます。

 

お盆明けには、第三者機関によ構造検査が行われる予定です。2018.08.07

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松本市神田の家 上棟式

上棟式の様子

棟上げから3週間が経っていますが、今日が神田の家の上棟式でした。
施主の仕事のご都合で延期していましたが、地鎮祭やお引渡しとは違い遅らせても別段問題ありません。むしろその間に外廻りの構造を固められるし窓の位置が分かるようになるので、施主に来てもらうには丁度良いくらいです。

 

上棟式には工事の安全をお祈りする他、建て方に尽力くださった方々を労う意義があります。近頃はやらない現場も増えているそうですが、自分の家を手掛けてくれる棟梁らとゆっくりお話しできる良い機会です。家づくりトラブルのほとんどがコミュニケーション不足だと僕は思っていますが、僕の現場で施主と施工者が揉めた経験がないのも、節目ごとの交流のおかげ(運もあるのかな)のような気がしています。

 

略式の上棟式に掛かる費用は、主にお供物代とご祝儀(引き出物代)です。
お供物代は五~七千円程度です。ご祝儀の額は人に聞きづらいし、施工者さんは「お気持で結構です」との事で悩ませてしまいますね。そんな時、僕の立場は“傾向と対策”をフランクにお話しできるのでお役に立てると思います。でも、本当にお気持ちが大切、施主と施工者がお互いに敬意を払える家づくりであればいいのですから。2018.08.09

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お盆の前に最後のひとしごとーすすき川花火大会2019に向けてー

現場から見える打ち上げ花火

先月、神田の家のご近所さんから教えていただいたのですが、松本市最大の花火大会“すすき川花火”が、この現場の辺りから北の空に見えるらしい!という事で、確認せずにはいられませんでした。

 

生憎の雨で中止じゃないかなぁと疑心のまま現場に向いました。普段であれば30分の道のりが2時間かけても到着できず、車内で打ち上がる音を聞きながら運転しました。やっとの事で現場に到着。しとしと降り続く雨の中でしたが、神田の家の敷地内から花火を拝むことが出来ました。雨宿りも兼ねて建設中の2階へ。そこで僕が見た光景は、来年以降のお楽しみにしていただこうと思います(^^)

 

お盆の前に最後のひと仕事として、窓の位置を再検討するつもりでしたが、このままで良さそうです。

加藤毅建築設計事務所は8/11~8/16までお休みをいただきます。宜しくお願いいたします。2018.08.10

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お盆休みを利用して

整然と片付けられた現場

施主のご両親が遥ばる長野県まで遊びに来てくれました。もちろん一番の目的は可愛い孫に会うことだと知りつつも、二番目の目的が諏訪湖の花火大会だったとしても、せっかくであれば非是現場を見て欲しい!と思い、ご案内させていただきました。

 

「あーよく考えられてるねぇ」「完成が楽しみだねぇ」と言わせたいばかりの振る舞いでしたが、きっちりお言葉いただきました。本当にありがとうございます。

 

転勤先の遠方で家族を持った息子が、無名の設計事務所で家を建てると知ったときの不安はどうだったかなぁ…そんな事を考えながら、少しでも安心してしただけたらと思いお話しさせていただきました。完成したらと言わず、またいつでも遊びに来てください。美味いきのこ蕎麦のお店を知っていますから。2018.08.16

 

安全に配慮して現場を片付けておいてくれた塚田棟梁にも感謝です。

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構造躯体検査

第三者機関による構造検査の様子

休み明け一発目は日本住宅保証検査機構による構造躯体検査でした。耐力面材を留める釘のピッチとめり込み深さ、柱に据える金物の種類、筋交いを固定する金物とビスの本数、火打ち梁の位置などの項目をかなり細かく診てくれる検査員の方で感心しました。

 

実は2日前に僕自身の検査は済ませていて特に問題ないとは思っていましたが、それでも少し緊張します。
指摘内容は想定していた箇所で、工事の手順上どうしても後日施工になる部分なので、施工後に写真を提示して合格となります。お金を支払って第三者機関検査をしているので、厳しい検査員の方がお得ですね。2018.08.20

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施工図を描く日々

施工図は“造ってほしいモノを職人に伝える為の図面”という位置付けです。なので自分で寸法を決めて自分で描きます。外注に出したり現場任せにしないという事です。

 

造ってほしいモノがいっぱいあるので図面をたくさん描いています。職人の技術と施主のお金を使うので、ほとんどは建築の為、施主の為にと思って描きます。
たまには自己満足の部分もあります。“窓枠の厚みを24mmにしよう”なんていうのはそういう事です。「25mmじゃ駄目なの?」とたまに聞かれますが(笑)

 

天井や手摺の高さ、カウンターの奥行き、枠の厚み、壁と照明の距離など細かな寸法まできちんと考えて決めたいのが僕の性分です。時間が掛かる作業なので効率生産には反しますが、図面も緻密に丁寧に描きたいのです。丁寧な図面は職人の取り組みに必ず影響するので、建物の質に繋がります。

 

ちなみに、図面通りに現場で造られるかというと必ずしもそうではありません。施工図があるともっとこうした方がいいという提案が職人側から得られるからです。そこまでやるとこの仕事はほんと楽しい。2018.08.22

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現場が加速、断熱材の施工が始まっています

積み上げられた断熱材

今日から塚田棟梁は加工場で枠の刻み作業。ベテラン大工のオオツキさんとネイさんがその間も現場を進めてくれます。

 

布団のように積まれているのが断熱材です。神田の家の外壁断熱材は高性能グラスウール16kg相当(厚さ105mm)です。熱抵抗値に対して価格が安いので採用しました。カタログには“施工性に優れる”とありますが、むしろ施工はけっこう手間です。正確に言うと、高度な技術がなくてもつけられますが、根気よく丁寧に施工しなければ、品質証明書の通りの熱抵抗値が得られないことが知られています(知っているのは製造メーカーと専門家くらいだと思います)。僕から施工者に説明して、きっちりやってくれるという信頼のうえで、コスパを理由に採用できる断熱材です。2018.08.25

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窓枠の据え付けがはじまりました

窓の枠材を施工中

棟梁は今日も加工場で窓枠の刻み中です。でも毎朝、一番最初に現場に顔を出すのも棟梁です。刻み終えた枠材から現場に搬入して、今日はネイさんが据え付けてくれます。寡黙な職人さんですが、えてしてこういう方は腕がいいですね。刻みが終わっているとはいえ、少し複雑な組み方をするので簡単には進みませんが、打ち合わせの姿勢から、素晴らしい精度で仕上げてくれる方だと確信しました。2018.08.27

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ユニットバスが搬入されました

ユニットバスが入った室内

ユニットバスが入りました。浴室は室内ですが、温湿度環境が特異なので、この周囲も気密断熱を施します。2018.09.01

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第三者検査機関の防水検査

日本住宅保証検査機構による防水検査でした。今回は住宅瑕疵担保責任保険制度に基づく義務検査ではなく、施工の技術向上を目的とした任意検査です。監督も棟梁も検査員と積極的に意見を交わしました。

写真は外壁の透湿防水紙(白)にビス留めされたステンレスの布団干しです。止水パッキンを噛ませるかビス頭の上から防水テープを施すように指摘を受けました。現場は早速対応しました。勉強になります。2018.09.03

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窓際ベンチ-利便性と居心地のバランスを考える-

今岡の家でつくった窓際ベンチを神田の家でも採用しました。少し造りは違いますが。
窓の外はウッドデッキです。バリアフリーの観点でみると床とデッキは同じ高さにしたい所ですが、段差を設けて腰掛ける窓台にしました。薪ストーブの炎が近い心地良い場所です。大工の仕事がとても丁寧です。2018.09.06

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検証:雨どいを着けないという試み

紫外線や雨から建物を守るように屋根は出来るだけ軒を出すようにしています。今回は雨どいを着けないという試みをしました。必要なモノを安易に無くしていい筈はありませんが、経済性、立地条件、素材などを考慮して判断しています。試みなので問題が生じた時点で雨どいを設置しますが、落ち葉が詰まったり、つららで割れたりメンテナンスは必要になります。雨垂らしの状態でも地中浸透で問題がなければ、それが一番自然で理にかなっていると思い挑戦してみるのです。はじめてやる事はいつも施主の寛大さに後押しされます。2018.09.08

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引き続き窓枠を製作中

開口部の枠は床で造ってはめ込むことが多いです。神田の家は杉の無垢材でこしらえています。狂いの多い無垢材をピタッと納めていただけます。しかも2.5mm厚のアングルピース分だけ削ったり、横枠は竪枠よりも1.5mm奥まらせたり、それをしれっとやってくれる大工は凄い。

塚田棟梁は大物の枠に取り掛かりました。こちらは玄関枠でとても複雑な造りです。でも出来上がったらとてもシンプルで、大工の苦労は微塵にも感じない仕上がりになるはずです。2018.09.10

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無垢板張りの外壁が完成しました

外壁に使用する板も杉の無垢板です。神田の家はとことん杉にこだわっています。無垢材の中では安いから採用していますがチープな家にするつもりはありません。表面はザラザラのラフ仕上げで目地を3mmに決めました。ちょっとした事で雰囲気が変わります。これが設計士の自己満足だとしても、想いや手間を共有すると施主や施工者も同じく嬉しく思えるし、愛着をもって触れてくれます。その他の方にはふ~んな事にも高揚できるのが家づくりの醍醐味かなぁと思います。

無垢材は陽の当たりが柔らかく感じます。室内からも見えるのも嬉しいですね。2018.09.11

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床板の仕分け作業

フローリング張りが始まるので前日の夕方から板の仕分けをしました。同じ杉板でも、板によって赤身と白身、斑身があります。自然素材の特徴なので赤白を混ぜ込んでバランスを見ながら張っていくのが通例ですが、今回は赤身と白身を部屋毎に張り分けることにしました。長手方向に継ぎ目がない長尺の板を仕入れたので、このひと手間が効いてくると思います。棟梁、遅くまでありがとうございました。とても楽しみです。2018.09.13

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窓枠の製作・据え付けもあと少し

こちらの窓枠も少し複雑です。下の大きなガラスの向こうは隣家の生垣があります。更地の時に見て常緑のイチイが綺麗だったので拝借することを決めていました。下のガラスと上の引き違い窓を仕切る無目(ムメ)という部材の中にロールスクリーンを仕込む予定です。2018.09.15

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外部は防水フェルト貼りがはじまりました

外部の左官壁部分はガラ板張りが終わり、防水のアスファルトフェルト貼りがはじまっています。ここから左官職人の仕事になります。水の浸入を防ぐために、下から順番に重ねて貼っていきます。2018.09.18

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左官仕上げを皆で悩む

アスファルトフェルトを貼り終えて真っ黒の外壁を背にサンプルを並べて、左官の仕上げを悩みます。施主と左官の親方と僕で意見を出し合って。サンプルは60センチ角ほどの大きさなので、これを全面に仕上げるとまた印象が異なることを想定しなければいけません。色だけでなく、ネタに混ぜる麻や骨材の種類、コテの押さえ方などを考えると、選択肢は無限なので、“選ぶ”という感覚を捨てて“創作”する作業です。

内部左官の仕上げも検討しました。室内は砂漆喰です。こちらも色味やコテの押さえ方を検討しました。写真はありませんが玄関の土間も左官職人による洗い出しの仕上げです。梓川の砂を混ぜる予定です。さてどうなるか、ドキドキします。2018.09.19

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階段の製作とやり直し

階段の据え付けがはじまりました。動線は省スペース化をはかっているので廻り階段とし、階段下は収納スペースです。納まりがとてもシビアで原寸の図面も準備しましたが、図面では伝わりにくい部分もあり間違いが発覚してしまいました。でもやり直しする程でもないと判断しその日の打ち合わせを終えました。翌日、階段はきっちりとゼロから造り直してありました。きっと棟梁のプライドが妥協を許さなかったのだと思います。僕は本当に職人に恵まれています。僕も絶対にいい加減な図面は描けませんね。2018.09.24

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石膏ボード張り

フローリング張りも終わり、2階から順番に石膏ボード張りがはじまっています。2階は屋根の構造がそのままで仕上がりなので、壁のみ石膏ボード張りです。仕上げをすると見えなくなる部分ですが丁寧に進んでいます。ここから一気に空間が仕切られていきます。2018.09.25

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現場メモ

下地などの見えなくなる部分には数々の現場メモがあります。メッセージだったり、計算式だったり色々です。

建具の打ち合わせで僕の注文が多すぎて、車にメモを書きだした時はさすがに止めましたけど。2018.10.01

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お施主さま、家具屋さんへ行く

施主と家具屋で打ち合わせでした。家具屋といってもインテリアが売っているような店舗ではなく、まさにモノづくりの現場です。今日はクッションの硬さを確認して、施主の好みをうかがいました。神田の家はとても小さなリビングです。そこで特注のソファを計画しました。しかし、製作家具の特注ソファはとても高価なので、建築の造りの中にクッションを配置して、ソファやスツール、デイベッドとして居座れる仕組みをつくります。こちらも初めての試みです。完成が楽しみです。2018.10.08

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板壁と左官壁の相性

外壁の左官下塗りが乾いてきて木部との相性が抜群だなぁと見とれる。2018.10.13

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外壁左官の中塗り

外壁左官の中塗りは樹脂性のメッシュを伏せ込んでコテ押さえしていきます。この工程がひび割れ防止に大きく影響するそうですが、あれ?もしかしてこのやり方は企業秘密だったかもしれないので詳しく書くのは止めておきましょう。とにかく、研究と実験の賜物で目地がなくてもひび割れにくい左官壁を実現してくれます。2018.10.16

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大工工事がほぼ完了しました

▲4.5帖の小さなリビング

▲ダイニングの吹き抜け部分、連続する垂木と北面の高窓

 

タイトなスケジュールの中、大工さんが本当に丁寧な仕事をしてくれました。ありがとうございます。ここからは現場を左官屋さんにバトンタッチして、建築に化粧を施します。宜しくお願いします。2018.10.17

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いよいよ外壁左官の仕上げ工事です

外壁の仕上げ左官工事がはじまります。ハンドミキサーで仕上げ材を攪拌中。

玄関ドア横の小さな袖壁から仕上げて皆で仕上がりのイメージを共有します。

その後いっきに仕上げていきます。ダイナミックな作業に思えて、コテ先はとても繊細な動かし方をしています。水分を含んでいると真っ白な外壁に見えますが徐々に色身を帯びてきます。2018.10.18

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内部足場が組まれました

吹き抜けがある場所には仕上げ工事の為に内部足場が組まれます。準備万端です。2018.10.23

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ソファづくり-張地屋さんで打ち合わせ-

 

以前も同じ記事を書きましたが、神田の家はとても小さなリビングです。そこで特注のソファを計画しました。しかし、製作家具の特注はとても高価なので、建築のつくりの中にクッションを配置して、ソファやスツール、デイベッドとして居座れるように考えています。

 

本日は施主が選んだクッション生地のサンプルを持って、張り地職人の原さんと打ち合わせでした。僕にとっては全く知らない分野の職人です。地の張り方、縫製方法、マチの入れ方など分からない事を色々質問して、めいいっぱいこちらの希望を伝えました。僕は家具を設計しているつもりだったので数ミリ誤差の精度を求めていましたが、クッションのデザインには向かない考え方でした。職人気質で誠実な原さんの言葉に心が通いました。最高の仕上がりで納品してくれるはずです。出来上がりがとても楽しみです。2018.10.30

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内壁左官の下塗り工事

左官職人は引き続き内壁の下塗り作業に入りました。下地ボードの継ぎ目が見えなくなると、部屋は静寂な空気感に包まれます。思い描いていた空間に近づいてきました。2018.10.31

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外足場が撤去されました!

足場をバラして神田の家の全貌が現れました。こうして眺めるのは7月の建て方以来、すっかり秋の風情になりました。住まい手と敷地に似合う優しいおうちになってきたかなぁ。完成まであと少しです。2018.11.02

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内壁、仕上げ左官工事がはじまりました

室内の仕上げ左官は砂漆喰です。実は初めて採用した仕上げ材です。
今までやったことがある本漆喰はきめ細やかで美しい仕上がりになりますが、子育て世帯の住まいとしては、やや緊張感のある素材でした。砂漆喰は無骨で粗野な仕上がりで、擦れや汚れにも寛容な気がします。

 

施主もご夫婦で“これで行こう!”と言ってくれたので採用に至りました。職人にとっては初めて施工するので、まさに手探り状態です。さらに僕からは“荒らさずコテを引かないで”と要求しました。“やってみないとわからない”との事で張り付いて見ていましたが、とてもいい感じです。2018.11.05

 

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外構工事がはじまりました

神田の家は地盤改良に予算を当てたので、塀を造ったり植栽したりは諦めています。今はね。だから現場が始まってからも、外からの視線に配慮して、内から外の自然が感じられるような仕組みに注力しました。予算の中でより良い住まいが出来てきました。

 

さて、外構工事ですが、元々が田んぼだったこの土地は雑草の種子を多く含み、濡れると泥化する事が分かっていました。そこで表層を有明の土と入れ替えてモルタル粉を混ぜ込んで硬める方法をとっています。自然の風合いはそのままに、施主自らメンテナンスが出来る庭になると思います。気候とお財布があたたかくなったら、いつかシンボルツリーを植えましょうね。2018.11.06

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建具工場を視察

視察なんて言うと大袈裟ですが、加工場とか作業所とかが現場と同じくらい好きな場所なので足を運びます。今日は建具工場です。建具というのは出入り口の開閉部材で、扉や引き戸の総称です。

 

こちらが神田の家の建具ラインナップ。入った材料がイメージとだいぶ違ったのですが、それも自然を享受するということですかね。“否、もしかして、むしろ良いかも??”と思ったり。“・・・やっぱり違うかなぁ??”と思いとどまったり。無理をお願いしたヤツもあります。わがままに付き合っていただき申し訳ないですが、良い家にしたいという気概をのんでいただき、とてもありがたいのでした。2018.11.07

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仕上げ工事完了

内壁左官の仕上げ工事が完了し、内部足場も撤去されました。砂漆喰の質感がとても良いです。この感じは写真だと伝わらないですね。北の窓は空の青に雲がうにょうにょしていて、ずっと見ていられます。こういう体験も自然を感じるということ。2018.11.09

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窓ー景色の切り抜きー

里山の色づきが綺麗に見られるうちに外足場が撤去できて嬉しい。かれこれ半年以上も前に、その土地が更地の段階で、2階の窓から見える景色を見極めるのは本当に難しいのです。実は角度を振れば弘法山を拝むこともできるので春の桜も楽しみだったりします。2018.11.13

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器具類の取り付け

照明などの器具類が取り付けられました。床の養生も外されて杉のフローリングも現れました。あと少しです。2018.11.14

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建具の建て込み中

出来上がった建具が工場から搬入されて、順番に建て込まれています。2階の建具が大きすぎて階段をあがれないアクシデントが発生しましたが、寝室の横長窓からCDの差し込みのようにスーっと入れることができて一安心しました。窓の外では塚田棟梁がデッキ材を張っています。2018.11.15

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デッキ材が張られました

松本市神田の家はデッキがかたちになってきました。デッキ材は「イタウバ」という無垢板です。イタウバには油分が多く含まれているので、耐水性が高く、経年変化におけるささくれが非常に少ないのが特長です。外なんだけど素足のままでも出られる、日向ぼっこが気持ち良い場所になりました。2018.11.16

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照明検査

施主と照明検査をしました。近頃は6時にもなれば真っ暗ですね。空間の明るさは言葉でプレゼンしても簡単には伝わらないので、暮らす方々に実際に見ていただくまで安心できません。おそるおそる「どうかな?」って聞いてみたら「凄くいい!」と言ってもらえて、ほっとしました。そうしてようやく僕も、穏やかな気持ちで部屋の明かりを楽しむのでした。2018.11.20

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製作のクッションスツールが届きました

原家具さんにお願いしていたクッションスツールが届きました。クッションにミリ単位の精度を要求してしまい苦労をお掛けしてしまいましたが、きっちり仕上げてくださいました(一度持ち帰って3ミリずつ縮めいただきました。ほんと感謝です)。施主が選んでくれた生地がとても優しい肌触りです。みんなで座って決めた“超硬め”がポイントで、押したり引いたりして好きな奥行きで座れます。全部引き出すとシングルベッドの大きさです。背もたれが収納になっています。初めての試みですが、うまく出来たと思います。2018.11.22

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施主検査と夢のご対面

本日は施主検査でした。一部屋ずつまわって、気になる箇所に付箋を貼っていただきます。主に汚れや小さな傷です。お引き渡しの日までに補修しておきます。あまりこういう事を言うと誤解されてしまいますが、作業を通してかならず傷は付きます。運搬で角をぶつけたり、物を落としたり、細心の注意をはらっても、100パーセント無傷は難しいです。それは暮らし始めても同じ事なので、僕はあまり神経質にならないことをお願いしています(一方で、監督の松下さんは汚れや傷ひとつ許さない程の完璧を目指していることを僕は知っています。本当に素晴らしい監督さんです)。誰だって新築の家に傷があったら良い気はしませんが、そういう意味で自然素材は小さな傷に寛容です。住宅にスマホ画面の様な綺麗さを求めていないのです。子ども達も床の肌触りをチェックしてくれました!

今日のブログはまだ続きます。僕にとって凄く嬉しい出来事がありました。岐阜から今岡の家の立川さんが遊びに来てくれて、神田の家のご主人とご対面!施主談義に花咲く一幕がありました。僕がnews設計室のスタッフ時代には、長岡のOさん-長野のTさんという家づくりを通して生まれた戦友同盟(?笑)があり(きっと今も仲良しでしょう)、そんな関係性に設計事務所の意義を感じていました。それに似た出来事が今ここで起きていることがなんだかとても嬉しかったのでした。今度はみんなで今岡の家に遊びに行きましょう!2018.11.23

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そうだ表札をつくろう!

玄関ドアの横に郵便ポストがありまして、職人さんがポスト投函口の蓋を木製で造ってくれました。

先日から表札のデザインを施主と悩んでいたタイミングもあって、ポストの蓋に苗字を刻むDIYに挑みました。とは言え、刻み技術は僕ら素人なので手加工は一切なしの方法を求めて、いざ岡谷市へ。

「fabスペース hana_re」https://www.fab-hanare.com/

こちらは、3Dプリンター・レーザーカッター・板金プレス機・ロックミシン、各種ハンディツールなどが使えるレンタルスペースで日曜大工の見方です。僕も知り合いに紹介していただき初めて利用してみました。家具や大工の工房でもお目にかかれない機器が備わっていて感心しました。しかもスタッフの方がとても丁寧に教えてくれます。

今回の目的はレーザープリンター。施主と何度も検討して描いた苗字の書体をインポートすると、その通りにレーザーで焼き焦がしてくれます。

この通り!デザインしたと言う割りにはけっこう普通の文字ですが、僕らはこれがいい。建物全体もそれほど奇抜なつくりをしていないので、こういうのがお似合いです。“飾らなくて優しい”感じが髙田さんかなぁ。(これでお値段3500円。※初回のみ入会金+500と使い方講習費+α)2018.11.24

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祝!お誕生日にお引き渡し

本日をもって現場は住まいにかわります。今日という日を必ずお引き渡し日にしようと決めていました。りく君1歳のお誕生日おめでとう!はじめての誕生日プレゼントが戸建ての住宅なんて、きっとビックな男になることでしょう。設計事務所を始めてかけだしの私を最後まで信用していただき、一緒に家づくりをしてくれた髙田さんと工務店ならびに職人の方々には感謝しかありません。ご近所のみなさんもとても良くしてくださいました。住まい手と敷地に似合う自然なかたちの住宅になったと思います。これからも仲良くしてください!2018.11.30

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